二十代半ば頃から飛行機に乗る時はだいたい1人です。
その頃から私の旅といえば現地に居る友達に会いに行くとか、現地集合&現地解散とか、
そんな旅のスタイルが増えてきて、気付いたら飛行機は1人で乗るものになっていました。

そして今回もまた1人で飛行機へ。
こんなご時世が故に念願の日本への帰国移住が叶った友達に会いに、南の島へふらりと飛んで参りました。

一番のお目当てはもちろん友達の顔を見ること。
二番目は、ここしばらく気になっていた久高島へ行くこと。
三番目は、南の土地独特の食材や、その使い方を見ること。
要するに、食を楽しむことです。

普段北の大地に住む者にとって、道端に生えている植物やスーパーや市場に並ぶ野菜や魚、その辺を歩けばふわっと香ってくるお花の香り、どれもとにかく新鮮で、やっぱりたまに違う土地に行き、違う物を見たり感じたりする事は感覚にとって、とても大事なんだと感じました。

お天気にも恵まれ、人との出会いにも恵まれ、人生初のコーヒーの実を摘んで食べたり、気になっていた黒糖の使いみちを調査したり。見た目は同じなのに北と南で少し違うヨモギの香りに驚いたり、、、。
旅で受けた色んな五感への刺激を、これからのお菓子作りにも生かせたらと思います。