不定期開催のThink of coffee。月曜日に開催しました。
今回のテーマは「ハンドドリップコーヒー」
いつもお店で提供させていただいているハンドドリップコーヒーのやり方も含めて一度しっかり見直して検証してみます。
検証は「お湯の投入回数」、「器具」、「粉の挽き目」、「浅煎りと深煎り」の項目で行いました。
お湯の投入回数
2回と5回で検証です。
HARIOのV60を使用して、蒸らしを含め2回と5回に分けました。
つづいては器具。
投入回数は統一してV60とORIGAMIを使用。
次は挽き目を変えての検証。
そして、浅煎りと深煎りを器具を変えて検証しました。
基盤となっていたカッピング
これまでのThink of coffeeは主にカッピングを中心に行いました。
それはコーヒーについての印象を言葉で表す練習でした。
「わからない」「好き嫌い」ではなく、目の前のコーヒーがどういう特徴があって、どう感じたのか、言葉にして人に伝えることで理解しようとしたり向き合ったりします。そうすると自分や周りの人の好みがわかってきたり、その人の感じ方のクセもわかってきます。
今回のハンドドリップコーヒーでのThink of coffeeは、これまでのカッピング中心で行ってきた成果が出ていました。
お湯の投入回数や器具、粉の挽き目、焙煎度合いの違いといった検証で、自分の言葉でその違いを表すことができていたこと。その上でどの淹れ方がこの中ではベストなのか、なぜこれはこういう味になっているのかをしっかり説明できるようになっていました。
コーヒーのことは日常に
コーヒーについてのコメントとなるとフルーツや花などといったフレーバーコメントを表しがちです。それも大切ですが、自分が感じたことを自分の言葉で伝えるということが一番相手にも伝わることだと思います。
それはどんなことにも共通していえることです。
自分の好きなこと、大切にしていること、誰かにわかってほしいこと、何かを伝える上で言葉にするということが大切な気がします。
コーヒーについてみんなで考える集まりですが、コーヒーについて深めていくことで、それがさまざまなことにつながります。そんなことをみんなの日常生活に取り入れてもらえたらと思ってます。
Think of coffeeはまだまだたくさんの気づきや学びがありそうです。
Yoshi
Sproutのオーナー
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