10月18日-19日、名古屋のアウトドアショップMOOSEにてPOP-UP SHOPに出店させていただきました。
MOOSEとの出会い
2017年に神戸でコーヒーの研修があり、その帰りに六甲山に行きました。
そこで共通の知人を介して知り合ったのがMOOSEの代表ケースケさんでした。
六甲山で一緒にトレイルランニングをし、同じ部屋に泊まり、お互いのことを話しました。
その時の共通の話題がテレマークスキーでした。話は盛り上がり、冬のニセコで再会を約束し、それ以降は毎冬ニセコで一緒に滑り、夏シーズン冬シーズン共にCamp&GoでPOP-UP SHOPを開催してくれたり、ニセコのローカルのみんなにとってもMOOSEとケースケさんは顔馴染みの仲間となっていきました。

ニセコの大先輩たちと仲間たちと

しなやかで柔らかいエゾシカの革で使いやすさやカッコ良さだけではなく、環境のことや地域のことを考えるきっかけまで与えてくれるスキーグローブを製作するNISEKO GLOVE。

洞爺湖に暮らしながらテレマークスキーや雪板を楽しみ、フィールドで遊ぶためのギアを考え続けるif you have。

また、スキーを文化として発信し続けるStuben Magazine、スキーヤー目線でハンドメイドの帽子を作るThe Mad Hatter Niskeoもラインナップに加わり、ニセコにいてもなかなか見ることができないPOP-UP SHOPでした。

SPROUTは個性あふれるニセコのスペシャリストたちと名古屋に集まるみなさんとの会話がより楽しくなるようにコーヒーで繋ぐことができたらという想いで出店しました。

SPROUTの原点となる風景
20才の頃に訪れたアラスカ。その経由地のシアトルに3日間滞在しました。
特に予定を決めていなかったので、フラフラとシアトルの街を歩いていると、やたらとコーヒーショップがあり、どのお店もたくさんの人で賑わっていました。
よく観察してみると、それぞれの場所でそれぞれのカルチャーがあり、それぞれにコミュニティがあることに気がつきました。
学生が集まるカフェ、音楽好きが集まるカフェ、映画好きが集まるカフェ、その中でアウトドアショップの近くにアウトドアが好きな人たちが集まるカフェがありました。

インターネットが今のように便利ではなかった時代、そこには地図を広げて冒険の作戦会議をしている人たちやカタログを見てギアを研究している人たちがいて、その姿がとても楽しそうでカッコよく、20才の時に目に焼きついたその風景が、数年後にSPROUTをはじめる時に思い描いていた風景でした。
今回MOOSEというアウトドアショップでコーヒーを提供させていただいたことは、その風景を思い出し、SPROUTの原点と大切にしていることを再認識するきっかけを与えてくれました。

長い時間をかけて築いた関係性
名古屋のMOOSEでのPOP-UP SHOPは毎年ニセコに通い続け、長い時間をかけてニセコのスペシャリストたちとの関係性を築き上げたからこそ実現したものだと感じました。
ビジネスだけではここまで深くは築けない、自然の中で最高の時間と体験を共に過ごしたからこそ、言葉だけではなく感覚で会話ができたり、同じ波調になったりするものです。
スキーという大好きな遊びでつながった仲間との関係はこれからも大切にしていきたいとあらためて感じることができたイベントとなりました。

一緒に出店したニセコのみなさん、名古屋でお会いしたみなさん、MOOSEのスタッフのみなさん、何から何までお世話になったケースケさん、素晴らしい時間をありがとうございました。
ニセコにいらした際はたっぷりお返しさせていただきます。
Yoshi
Sproutのオーナー
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