素晴らしい写真と映像とリアルな話

イベントは先に紹介した下村雄太と國分知貴、吉田春陽の3名が2022年2月から3月にかけて道東の斜里岳を5日間かけて旅をした記録のお話。実際の写真や映像をスライドで鑑賞しながら、その時のエピソードやストーリーのお話を聞かせていただくという内容でした。
素晴らしい写真と映像を前にその時のリアルなお話を聞くことができ、とても贅沢で貴重な時間でした。

さまざまなご縁でつながった3人

この冒険が動き出したきっかけの一つは、山と道HLC北海道のプログラム知床連山縦走の際に前泊でお世話になった清里町にあるゲストハウス・マンディルさんで下村雄太さんと國分知貴さんが出会ったことでした。STRIDE LAB NISEKOのリニューアルオープンの団結力を高めるためとしての知床への旅は、いろいろいろな意味で意義があり、旅での出会いやその時のチャンスはとても大切だと強く思いました。

SPROUTとしても個人的にも親しい3人が、さまざまなご縁でつながり、3人の力が合わさったことで大きなチャレンジができるということは本当に嬉しく思います。

ひとつのアート作品

参加者の感想からは「一本の映画を見ているようなトークイベントでした」という声もありました。
アートというのは人それぞれ捉え方は違うけれど、感動して元気や勇気をもらったり、考え方や価値観までも変わったりもします。
二人のスライドを見てお話を聞いて、これはひとつのアート作品なんだと思いました。
そこには正しいとかはなく、見る人の気持ちによっても印象や感じ方は変わるけれど、何かメッセージを与えてくれます。
彼らにとって、山を滑ること自然の中での楽しみを中心とした暮らし、そのものがアート作品を生む創作活動だと感じました。

今回のイベントは大人だけではなく、子供たちの参加者もいました。
子供たちにとってこの作品がどんなメッセージを与えているのか、どんな夢を与えているのか。
これから先、この作品を見た人がどんな影響を受けて歩むのか、またこのアーティストたちがこの先も私たちにどんなメッセージを与えてくれるのかを、とても楽しみにしています。

貴重な体験をありがとうございました。