SPROUTでは月に一度、「Speaker Camp」という名のイベントを開催してます。
旅の話やスポーツの話、大会やレースの報告会、身体の健康を考える会、自然や地域の環境について学ぶ会、さまざまなジャンルのワークショップも。
コーヒーやお酒を飲みながら楽しいことを自由に話すお茶会のようなブレイクタイムです。

第一回目は山と道HLC北海道のミートアップ

Speaker Camp第一回目は山と道HLC北海道のミートアップを開催しました。
山を歩くことが好きで好きでしょうがないハイカーたちが集まり、ロングトレイルハイカーもこれからハイキングをはじめてみたいという人も、誰もが参加できて交流することで情報交換したり、新たなコミュニティが生まれたりするようなイベントです。

大きなチャレンジをした二人の女性

スピーカーとしてお話ししてくださったのは二人の女性。
お二人の旅に共通することは、未知の世界へのチャレンジということと、チャレンジを楽しむということでした。

神谷 優維(かみや ゆい)さんは北海道在住で2021年から登山を始めて山が大好きになります。普段は薬剤師として働きながら山へ。登山、トレイルランニングと、マッターホルンに登るためクライミングを始めます。登山歴3年、アルパインクライミング未経験、海外の登山未経験だった彼女は、今年の1月に思いたってから7月に、ついにマッターホルンに登頂しました。
トークではマッターホルンに登頂するまでの道のりや人との出会い、旅のお話をしてくださいました。

当日の会場には、ゆいさんのクライミング技術のトレーニングや海外登山の知識を伝えたNiseko Mountain Guidesのトレーシー・レナードさんも参加しており、旅の報告をあたたかく聞いていました。

大和田 莉衣(おおわだ りえ)さんは、「ロングトレイル」というカルチャーに出会い、「衣食住を背負ってより長く歩き、より長く自然の中で過ごすこと」への憧れを募らせ、休日を登山や国内トレイルハイキングに費やすようになります。
日々の暮らしと自然との距離をより近いものにしたいという思いが強くなり、2023年、約17年勤めたアパレル会社を辞め、札幌から地元であるニセコエリアへの移住を決意し、そのご後夫婦でジョンミューアトレイルを歩きます。
ロングトレイルのカルチャーから人との出会い、行動することの大切さを、ジョンミューアトレイルの旅の記録とともにお話しいただきました。

交流の場として

トークの合間と終了後にはお二人への質問や参加者同士の交流も生まれ、会場は熱気に包まれました。
知らなかった世界に出会ったり、憧れをより募らせたり、来年の計画を企てたり、さまざまな人が交流して輪が広がり、深まります。

展覧会も同時開催

隣の建物Camp&GoのWhiteWallRoomではお二人の旅の記録がイベントからその後の一週間にわたって展覧会として開催されました。
実際に旅で使用した貴重な道具や、日記や絵、出会った人との手紙、そしてたくさんの写真。
実際の現地での空気感が伝わります。

ゆいさんはマッターホルン登頂後のイタリアの山旅の記録を写真や日記、出会った人との手紙を通して展示、りえさんはジョンミューアトレイルの記録を道具や写真、実際に使用したテントやバックパック、シューズのどの道具や写真、イラストを混じえて展示してくださいました。

日常の暮らしそのものが旅

旅は遠くに行く、高いところに登るということだけではなく、思い立ったところからはじまっており、準備し実行し、そして、その後も旅は続いているということが伝わります。
言い換えてみれば、日常の暮らしそのものが旅ということなのかもしれません。

お二人の旅のお話から、みなさんの暮らしの中の旅へつながってほしい。そんな力をもらえる素晴らしいイベントとなりました。

お話しいただいた、神谷優維さん、大和田莉衣さん、ありがとうございました。
ご参加されたみなさん、ありがとうございました。