5月31日-6月1日に東京の青山にて年に2回開催される「TOKYO COFFEE FESTIVAL」。
15回目となる今回は国内外から50店舗以上が出店しました。
どのお店もこだわりを強く持ったお店や個性あふれるお店ばかり。
その場にいるだけでワクワクドキドキしてしまいます。
きっかけ自分たちの経験不足から
開店当初のSPROUTはトレイルランニングやボルダリングなどのスポーツイベント、地域のお祭り、町の病院など、さまざまなところへ出店してきました。しかし、コロナ禍があったり業務が増えたりで出店の回数は次第に減り、出店は年に一回のさっぽろ珈琲マルシェのみに絞っていました。
ニセコは冬シーズンは世界中から人が集まり、お店もありがたいことにたいへん賑わいます。
いつの間にか自分たちが外に出て呼ばなくてもお客様が来ている現状に甘えていました。
また、年に一度の出店では毎年反省はするけど大きく改善されずに翌年を迎えるという実態もありました。

もう一度原点に戻り、自分たちからお店に来てもらえるように集客しなくてはいけない。外に出て他のお店の取り組みや暮らしの中でコーヒーが今どういった状況にあるのかを知らなくてはいけない。
そんな思いから出店しようという思いが生まれました。

記念すべき北海道初出店
出店が決まり、いざ動き始めると準備からたいへんで、初めての北海道外の出店と初めてのイベントということもあり、何をどれくらい準備するか?どうやって運ぶか?当日はどうやってコーヒーを提供するか?ディスプレイは?スタッフは?などと考えることは盛りだくさんでした。
不安を抱えながらのイベント当日。初日は大雨、強風、寒さと驚くほどの悪天候。そんな中でもイベントは賑わいました。しかし、どういった接客をしたらいいのか、見せ方、お客様との会話など、なかなか流れがつかめないまま、反省点だらけであっという間に1日目が終わってしまいました。

翌日は天気も良く、1日目に悪天候で来れなかった方も多く来られて大賑わいでした。
前日の反省点を活かし、ディスプレイや提供の仕方やお客様への対応など大きく変わり流れが少しつかめた印象がありました。
1日目の悪天候と2日目の忙しさ。
SPROUTのコーヒーでの北海道外はじめての出店は。忘れられない記憶に残る出店となりました。

学びをしっかり次の出店とお店に活かす
TOKYO COFFEE FESTIVALは準備から片付けまですべてが必死すぎて、あっという間に終わってしまいましたが、しっかり振り返ると学びしかない大きな大きな一歩だと胸を張っていえる出店となりました。
何よりも嬉しかったことは、たくさんのお客様が来てくれたこと。また他の出店者の方々ともお話ができたこと。そして、ニセコのSPROUTが好きで会いに来てくれた方がたくさんいたこと。北海道からやってきて、ニセコで会うお客様に東京で会えた時は本当に嬉しく、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

たくさんの反省とたくさんの感謝を、しっかりと自分たちに落とし込んで今後の活動に活かしていきたいと思います。
TOKYO COFFEE FESTIVALの運営のみなさま、たいへんな状況下での運営、また貴重な機会をありがとうございました。


Yoshi
Sproutのオーナー
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