飽きる、の先にある物はなんだろう?
と、ふと考えたんです。

「昔からよく目に(口に)する」
「普通すぎて面白くない」
「定番中の定番」
「直球、ど真ん中」
「シンプル」=「ごまかしが効かない、良くも悪くも素材の味がそのまま出る」
という事は、すなわち、
「良い材料にこだわる」
「安心安定の味」
「やっぱりたまに食べたくなる!」
「そして、意外と自分では作らない??」
「という事は、飽きるの先には懐かしい、また戻ってきたくなる、がある?」

私は新しいレシピを見つけてきては試すのが大好き。
でも、本当に休みの日に1日かけて作って食べたくなるのは、ほとんどがド定番!のお菓子。

そんな事を考えながら、
「はて、皆に食べてみて欲しいモノ、意外と作らないけど食べてみたら安心の味、私だったら何だろう?」
と考えた時、真っ先に「まずはこれ!」と浮かんだのが、ドライフルーツとスパイスと洋酒を使った昔からあるようなケーキでした。

アメリカのおばあちゃんが焼いてそうなドライフルーツ・スパイス・洋酒の組み合わせ、見た目もとーっても地味。
もしかしたら自己満足に終わるかもしれないけど、でも!
と思いながらせっせと仕込んだケーキです。

同時に販売していた、発酵バターのケーキは、Simple is the best を絵に描いたようなシンプルさで、その分、材料は本当に美味しい物だけ厳選しました。

お次はバレンタインに向けて考えてます。
外遊びはもちろん、食でも、一緒に季節を楽しみましょう!