倶知安の町のスキー場「旭ヶ丘スキー場」の雪が溶け土が見えはじめ、フキノトウやイチゲなど、春の植物が顔を出してきました。
春の訪れと同時にCamp&Goグリーンシーズン恒例のハイキングとコーヒーのイベントを開催しました。
グリーンシーズンのはじまり
4月23日にアウトドアや旅に使えるコーヒードリッパー「Tetra Drip」のメーカーであるMunieqの沼田さんをお迎えしてCamp&Goの恒例イベント「Tetras Hike」を開催しました。
初回はあいにく雨が降る天気でしたが、1人では雨の日は行かないけれどみんなで行くと楽しいということ、レインウエアや傘など雨の日に必要な道具を知ることができたことなど、雨の日ならではの楽しさを知ることができました。

製作者から教わる
東屋の下で沼田さんがTetra Dripを使用したコーヒーの淹れ方をレクチャーしてくださいました。家などの屋内とは違って限られた道具を使って美味しくコーヒーを抽出する。お湯と粉の比率や蒸らすこと、注ぎ方、難しくせずにシンプルに美味しくコーヒーを淹れます。

お湯を沸かす道具もガスストーブだけでなくアルコールストーブや固形燃料を使うことで荷物が少なくなったり、沸かす速さも考慮しながらどうしたら効率がいいのか試すことでの発見もありました。

コーヒーのお供
コーヒーと一緒に用意されたのはSPROUTのお菓子部門HelloGoodayが作ったスコーン。
現地でサクサクであたたかく食べれるようにと早朝から焼いて用意してくれました。そんな作りたてのスコーンにあんこを挟んで食べます。
コーヒーとスコーンの香ばしさ、バターの香り、あんこの甘さは絶妙な相性の良さでした。

WAKABA BLEND
コーヒーはSPROUTの春のブレンドコーヒー「WAKABA BLEND」。
春というと華やかな印象を抱きがちですが、僕らニセコのフィールドで遊ぶ人たちにとっての春とは土地の匂いです。
雪で真っ白に閉ざされた世界から、あたたかさとともに少しずつ土が見えはじめます。山を歩いていて土の匂いを感じると春の訪れを実感します。。
一度土が表れたらそこから一気に広がっていき、フキノトウやミズバショウが姿を見せ、生命の力を感じます。

SPROUTのWAKABA BLENDを飲むと想像していたのと違うといった感想をいただくことが多いです。
ニセコの自然の中で遊ぶ人にとって、春の嬉しい印象は土なのです。
長い冬を越え、待ちに待った春の訪れは本当に嬉しいものです。それはずっと雪の下にあった土の匂いを感じた瞬間に込み上げる嬉しさです。
そんな嬉しさと、そこから広がる生命の力をWAKABA BLENDで感じていただけたらと思います。

次回のTetras Hikeは6月に開催の予定です。
その頃に歩く場所は完全に雪はなくなり、初夏を感じるかもしれません。
日に日に季節が移ろいゆくニセコの自然をぜひ感じてください。
楽しい企画をありがとうございました。


Yoshi
Sproutのオーナー
最新の記事
2025年4月21日
さんかくらいふ -物語を循環させる旅- #3
2025年4月17日
10年目のNiseko Haute Route
2025年4月14日
さんかくらいふ -物語を循環させる旅- #2
2025年4月11日