山と道HLC北海道の一泊二日ニセコオートルート・ULハイキングワークショップが開催されました。

1日目は沼巡りコースとイワオヌプリ

全国各地から参加者が集まり、まずは自己紹介や山に興味を持ったきっかけ、今回の山行でギアやパッキングなどULに関してのそれぞれのこだわりの点を聞きました。

ニセコのトレイルは本当に変化に富んでいて何度歩いても何度走っても飽きることがありません。
木道やガレ場ザレ場、湿地など路面もさまざまで、歩く歩幅や足を置く位置もそれに合わせていかなくてはいけません。
登りが得意な人もいれば下りが得意な人もいます。
歩き方を少し変えるだけで、荷物の背負い方やパッキングを少し変えるだけで、疲れは大きく変わり、山を歩くこと自体が楽しくなり、会話も弾みます。

テン場に着くとそれぞれのシェルターをプレゼンしながら張っていき、寝床を作ってお宅訪問。
夕食はどんな調理器具を使ってどんなご飯を摂るのか、工夫を凝らした夕飯は美味しく楽しい時間です。

早朝のオプション

何かを削って荷物が軽くなった分、持っていけるものができます。
カメラや絵画セットなどもその一つかもしれません。

朝早く起きてカメラを持ってアンヌプリのご来光を見にいきました。
強い風、低い気温、時々包まれるガスでご来光はどうなるかと思いましたが、羊蹄山と太陽が見え隠れしたり、包まれるガスがオレンジ色に染まって、とても変化の激しいドラマチックなご来光となりました。

素早く、のんびり

朝食を摂り、撤収。
行動やパッキングを素早いのに、食事や景色のいいところではのんびりできるというのはULならではのシンプルさの証ともいえます。
パッキングは取り出しやすく、しまいやすく。

アップダウンの激しい山岳コース

ニトヌプリ、チセヌプリと二つの山を超えていきます。
急な登り下りは体力的にもキツく、食事や水分の摂取にも気を使います。

ULハイキングに出会ったきっかけやエピソード、ULハイキングに出会って変わったことなどを話し、みんなそれぞれにストーリーがあり、心に響くものがありました。

みんなが学ぶ立場

ワークショップはみんなが参加者であり、講師でもあるのだと感じました。
みんなそれぞれが話したことは、みんなそれぞれの心に響き影響を与えます。
そして、寒さや暑さ、変化に富んだトレイル、いつもたくさんの表情を見せてくれるニセコの自然が何よりたくさんのことを学ばせてくれます。

コーヒーにもやはり共通することで、常に新しい発見や学びがあります。
きっと「こうじゃなきゃいけない」というのはなく、「こういうやり方もあるんだよ」ということを受け入れる姿勢が、世界を広げてくれます。
SPROUTが提供するコーヒーもそういった姿勢を崩すことのないように、楽しいコーヒーを提供していきたいと思います。
今回もまた、楽しい時間をありがとうございました。