SPROUTでは月に一度、「Speaker Camp」という名のイベントを開催してます。
旅の話やスポーツの話、大会やレースの報告会、身体の健康を考える会、自然や地域の環境について学ぶ会、さまざまなジャンルのワークショップも。
コーヒーやお酒を飲みながら楽しいことを自由に話すお茶会のようなふれあいの集いです。

ロングトレイル ー衣食住の全てを背負う歩行移動の旅ー

私が「ロングトレイル」というカルチャーに出会ったのはコロナによる非常事態宣言が発令され、お店の休業や自宅待機が余儀なくされた2020年4月。
そんなおうち時間を活用したいと始まったJKくん&MASARUくんによるインスタライブ
「HIKER TIME」を見たことがきっかけでした。
そのときの感情はうまく言葉にできないけれど「衣食住の全てを背負う歩行移動の旅」に強烈に惹かれ夢中になったことを覚えています。

つながるということ

イベントには北海道各地から多くの人が集まってくれました。
トーク内容は、ロングトレイルとは・2023年JK・MASARUがそれぞれに歩いたロングトレイル・ロングトレイルハイカー同士だからこそ聴きたいお互いへの3つの質問。
旅の中で出会った多くのあたたかな人たち、それによって紡がれた奇跡的なストーリー、その時々のリアルな感情、ふたりが大切にしている人生観・想いなど。
ひとつひとつの丁寧な言葉選びと軽快で聴く人を魅了するトーク、お客さんを楽しませようとするユーモアさにふたりの人柄が滲み出ていました。
それに合わせて参加者たちの表情も次々と変化していきます。真剣な眼差し、楽しそうな笑顔、時に感動で瞳が潤んだり。ふたりの世界観に全員が引き込まれていました。

トーク終了後はスピーカー・参加者を交えての交流会。
はじめましての人も、久しぶりの再会も。いたる所で笑顔と笑い声が響きます。
話を聴くだけではなく、ゲストスピーカーを含めそこに居合わせた人たちが同じ空気感や想いを共有し合う。そしてその想いをそれぞれの日常や新たなチャレンジに映していく。
それがここCamp&Goでやることの意味であり、Speaker Campの真髄はそこにあるような気がしています。ここで生まれたつながりは、必ずまた次の何かにつながると。

自分で選んだ道を正解にする

たとえ同じ道を歩いても、十人十色のストーリーがそこにはあります。

私は彼らに出会えたことで長く勤めた会社を辞め、夢であったアメリカのロングトレイルに挑戦し、移住をしてCamp&Goの一員に。自身が担当する初めてのイベントとして再び彼らと関わり、今この文章を打っています。
出来過ぎたストーリーかもしれないけど、だからこそ必然な気もするし自分の選んだ道は間違っていなかったんだと自信を持って言えます。

トークの中で出てきた「自分で選んだ道を正解にする」という言葉。
なにが正しいかは他人が決めることではない。自分らしく歩むことが何よりも大切。
ロングトレイルとは旅であり、日常であり、人生なんだなと感じました。
人それぞれ受け取り方は違うかもしれないけど、それでいいのだと思います。

今回のイベントが誰かの人生を少し刺激的に、ワクワクしたものに変えていく後押しになっていたら嬉しいです。
JKくん・MASARUくん、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

中村 純貴 / JK
1990年大阪生まれの33歳。2018年メキシコからカナダまでアメリカを縦断する「PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)」4250kmを踏破。歩いたことで「足るを知る」という考え方に気づき、ULの重要性を知る。実践を通しUL的思考に磨きをかけ2023年に5年ぶりとなるロングトレイル「CDT(コンチネンタル・ディバイド・トレイル)」に挑戦し5ヶ月かけて5000kmを踏破。ULハイキングとロングトレイルの魅力をInstagramとYoutubeにて発信。

清田 勝 / MASARU
大阪野田にあるcafe&bar peg.の店主。1989年生まれの34歳。自転車日本一周やワーキングホリデイ、世界一周の旅を経て、旅先でPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)を知る。2017~19年にかけてアメリカ3大トレイルを踏破。自分の求めていた旅のスタイルとロングトレイルがシンデレラフィットし、その後も国内外のトレイルを歩く。求めていた旅のスタイルは、自分の生き方にも影響しはじめる。「自分の人生を生きる」「楽しく生きる」をテーマにInstagramやポッドキャスト、書籍、トークイベントなどで発信。