東川町YAMAtune「THE FOOT」にてcoffee aid

YAMAtuneは言わずと知れた北海道を代表するソックスメーカー。
数々のマラソンレースやトレイルランニングレースで参加賞になっていたり、スキーやスノーボード、テレマーク用のソックスまであり、フィールドで遊んでいる人なら誰もが持っている靴下といっても過言ではありません。
2014年から東川町で立ち上がったYAMAtuneとSPROUTは製品を店頭で販売させていただいたりトレイルランニングのレースでの出店などで一緒になったりと、親交がありました。

YAMAtuneのベースである「THE FOOT」に行くたびに毎回感じるのはスタッフのみなさんのあたたかさ。到着すると必ず出迎えてくれて、お店に入ると丁寧にソックスの説明をしてくれます。
ソックスの説明から話はどんどん広がっていき、山の話や暮らしの話に変化していくことも稀ではありません。
出店の際も、コーヒーに関わらず、フィールドを楽しむ方や東川町でお店を営んでいる方、野菜や果物を作っている方など、さまざまな分野の方々を紹介していただき、たくさんのご縁を繋いで世界を広げていただきました。

今回の出店でご提供させていただいたお豆は、YAMAtuneのソックスが繋いだご縁で入手されたKopi Luwakというインドネシア産のコーヒーです。
Kopiとはコーヒー、Luwakとはジャコウネコ。ご存知の方も多いかと思いますが、ジャコウネコの糞のコーヒーです。
YAMAtuneがこの貴重なコーヒーの生豆を入手され、SPROUTで焙煎させていただき、今回の出店でご提供させていただきました。
先入観ではクセがあって独特というイメージがありましたが、実際はその逆でした。コーヒーチェリーを摘んで収穫し、醗酵させて洗いながら果肉などを除去して種の状態にするという通常の一連の工程を、ジャコウネコの体内で行っているということで、とてもクリーンな印象のコーヒーでした。
お客様の反応もおもしろく、先入観とイメージのギャップがあったという感想が多かったです。

YAMAtuneがテーマとかがげているのは「tune up LIFE」山や自然と調和する生活。
ハイキングやランニング、スキーやスノーボードなど山で遊ぶ人たち、ものづくりや食をつくる人、お店を営む人など東川町の暮らしを楽しむ人たち、ソックスを通してさまざまな活動をしている人が集まるからこそできる空気が流れていました。その空気感がドリンクに、スイーツに、イベントに、カタチとなって表れる。
3日間の出店でしたが、とても気づきの多い出店となりました。

楽しい3日間をありがとうございました。