11月16日-17日、滋賀県にある琵琶湖の近江舞子で開催された山道祭。
山と道が開催するハイカーのハイカーによるハイカーのためのお祭り。
東北、四国につづき今回は3回目の開催です。

2500km!

山道祭ではみんながどのような旅をして参加しているのかを聞くことがとても楽しみです。
周辺の山を歩いて来たり、バイクパッキングの旅と絡めたり。仲間たちと計画を立てて一緒に来たり、一人旅を楽しみながらもあります。
会場では久しぶりに会う人も初めて会う人も、みんながハイカーなので、それぞれの旅のスタイルを共有して話は膨らみ、会場の雰囲気自体も楽しいものとなります。

私たちはニセコから函館まで移動し、フェリーに乗って青森まで行き、そこからは日本海側を秋田、山形、新潟、富山、福井と移動し、滋賀県の琵琶湖まで往復2500kmを車中泊で旅をしました。
道中ではその地域の人たちにたくさん会い、その地域の文化に触れることができました。

人との出会いは文化の出会い

文化とは、その地域の毎日の積み重ね。文化が生まれるその場所に行くこと、そこに住む人々の生活をこの目で見ること。それが文化を学ぶということ。
地域によって気候が違えば、自然環境も違う。日々の生活とは地域の自然から得たものを食べ物や飲み物に加工したり、道具にしたり、風習としている。
つまり自然が文化を生み出している。

ただただ観光地などの地域をまわるのではなく、人を巡ること。生活や風習を知るには、そこに住む人々に会って話を聞くことが大切だと思いました。

文化を知ると暮らしが豊かになる

文化を知ると毎日が楽しくなるし、暮らしが豊かになる。
「自然と暮らしをコーヒーでつなげる」
SPROUTが掲げるコンセプトは自分たちが住んでいる場所だけでなく、世界中のどこに行ってもつながるものだと思っています。

コーヒーはどこに行っても、自然、人、文化がつなぐツールとなります。
身近でも旅先でも、人と繋がることで暮らしが豊かになったということを、その人にも伝えていくことで、その人の暮らしも豊かになる。それを続けていくことで豊かな暮らしは広がっていくのではないかと思います。

旅先で出会ったみなさん、地域のたくさんのことを教えてくださったみなさん、ありがとうございました。