東京からトレイルランナーのゲストが来るというのでニセコのみんなでおもてなしをしました。
Niseko Loop
走ったトレイルはNISEKO LOOPと僕らがいつも呼んでいるルート。
五色温泉をベースとしてふたつのループをつなぎます。
イワオヌプリ方面へ行き、硫黄鉱山跡-大沼-大谷地-神仙沼-長沼を通って、チセヌプリ-ニトヌプリを越えて五色温泉に戻ってくる15kmのループ。
もうひとつのループはアンヌプリを登ってアンヌプリスキー場に下り見返り坂を上がって帰ってくる10km。
合計25kmで累積標高は2000mと、なかなかのハードなコースとなります。

ニセコループ満喫コース
東京からゲストが来るということで声をかけて集まったニセコのトレイルランナーたち。
朝5時にCamp&Goで集合し、行動食などの買い出しを済ませて五色温泉へ。
アンヌプリの10kmループから始め、好調にスタート。
早朝の街は雲の下でしたが、スタートすると終始快晴になりました。
気温もぐんぐん上昇です。
アンヌプリの山頂では羊蹄山がきれいに見え、山が歓迎してくれていました。

10kmループを終え、五色温泉に戻り次のループに出発です。
スタート時間は9時過ぎていて、すでに日差しが熱い状態でした。
硫黄鉱山跡から神仙沼までは程よいアップダウンで気持ちの良い走れるルート。
ニセコループで一番快適なトレイルです。
神仙沼のレストハウスではちょうどお昼時でランチやソフトクリームを食べて補給しました。
コースの途中にオアシスのようなエイドステーションがあるのは贅沢です。

神仙沼レストハウスを過ぎるとニセコループの本番に入ります。
気温が最高気温に達する時間帯に一番過酷な山越えをします。
チセヌプリの山頂くらいで脱水気味だったみんなに、水やコーラの差し入れがありました。
差し入れしてくれた仲間も途中からのランニングに合流し、水分補給と仲間が増えてパワーアップでの再スタートでした。

続ける人といったん終える人と
ゆっくりたっぷり満喫して、9時間かけてニセコループを終えました。
チャレンジングなメンバーはこのまま24時間耐久することに。
夜通し走ります。
終えるメンバーも応援したい気持ちが強くなり、翌朝3時に再集合してご来光を見に来ることにしました。

3時。まだ暗いうちに駐車場で出発準備をしていると、山の上からヘッドライトの明かりが見えました。
24時間走り続けていたメンバーの明かりでした。
イワオヌプリの途中で合流し、一緒にイワオヌプリでご来光を眺め。
下山してすべての行程が終了しました。

なんとなく集まった
東京からトレイルランナーのゲストが来るということで、なんとなく集まったメンバーで、なんとなくニセコループを走り始め、気がつくと一人、また一人とメンバーが増えていきました。
こういった自然発生的な遊びがニセコらしいスタイルだと感じました。
ニセコの暮らしそのものを表している気がします。

なんとなく集まって、なんとなくそれぞれが好きなことをやって、なんとなくすごいことをやってしまっている。
東京からのゲストもニセコの暮らしをたっぷり味わって、歓迎されていました。
またなんとなく集まって一緒に遊びましょう!


Yoshi
Sproutのオーナー
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