9月2日-3日、山と道ULハイキングWORKSHOP1泊2日ニセコを開催しました。

座学でULハイキングについての考え方を学び、想定したハイキングのギアリストの作成などを行う入門編から、実際にフィールドでギアの使い方などを通してULハイキングを実践で学ぶWORKSHOP。

YAMAP

1日目は神仙沼レストハウスをスタートし、沼めぐりのコースを通ってニセコアンヌプリの麓のニセコ野営場でテント泊。
2日目はニトヌプリ、チセヌプリを越えて長沼を通り、神仙沼レストハウスまで帰るというルート。
距離も時間もそんなに長くはないルートですが、ガレ場やザレ場、ぬかるみ、急な上り下りなど、トレイルのバラエティが豊富なルートです。

当日は天気に恵まれ、2日間とも終日快晴。
日中は山の中でも気温が30℃以上にもなり、水分補給やエネルギー補給など暑さ対策についての学びがありました。

トレイルでは急な斜面お登り方、下り方。ガレ場での足の置き方を意識し、歩きやすいところとそうでないところのコースタイムの違いといったことも感じることができました。

夜になると気温は15℃くらいにグッと下がり、防寒対策や暖かい夕食について。
また、バーナーやクッカーの違いなども実際の調理を通して知ることができました。

今回の参加者の皆さんはほとんどがすでにテン泊のハイキングを実践されている方で、初めての方は他の参加者の方々からたくさんのアドバイスを受けることでギアについての理解を深めていった様子でした。
また経験者も他の経験者と情報交換をしたり、実践で新たな発見があったりと、学びのある時間となりました。

何度歩いても同じ状況がないというのが山の魅力です。
自分も含めて毎回気づきや学びが多くあります。
秋の気配がはじまりつつあるニセコの山での学びが、今後の壮大なハイキングの実践に役立つことを願ってます。