10月22日に東京に行ってきました。
目的はふたつのコーヒーフェスに行くこと。
これまで出店というかたちでマルシェなどに参加させていただいたことはあるものの、よく考えてみるとお客さんとして行ったことがない。
これではいくら考えても実際にゲストの立場として考えることはできないのではないかと思い、衝動的に行ってみることにしました。
TOKYO GOOD COFFEE FESTIVAL 2023
こちらはGOOD COFFEE FARMSが主催する初開催のイベント。
2021年に東京駅の東側に広がる八重洲・日本橋・京橋、通称「YNK」エリアでスタートした「COFFEE PICNIC」。一杯のコーヒーを通じて、個人と世界のサステナビリティを考える機会となることを目指しているイベントで「FREE COFFEE」「コーヒーブレイク音楽Live」「TOKYO GOOD COFFEE FESTIVAL」と各所で開催されています。
ブースでは美味しいコーヒーはもちろん、コーヒーからの廃棄物でできたスイーツやハンドクリームなども紹介されていたり、とても興味深くお話を伺うことができました。
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2023
渋谷の国際連合大学で2015年にはじまった日本最大級のコーヒーイベント。
日本全国から50店舗ものコーヒーショップが集結して飲み比べができます。
抽出方法やコーヒーのラインナップ、パッケージ、商品構成などなど、個性あふれるスタイリッシュなお店が連なり、とても勉強になりました。どこも絶えず行列ができており、さまざまな年齢層にもコーヒーの注目度が高く、テイストもさまざまなものがあり、コーヒーの多様性も感じました。
TOKYO COFFEE FESTIVALは毎週開催されている言わずと知れたマルシェ、「青山ファーマーズマーケット」とも隣接していることもあり、一帯がお祭りのような盛り上がりでした。
青山ファーマーズマーケットは、はじまりは2009年。以来毎週末に開催することを続けており、2015年からはコーヒーフェスも加わったりと、やはりしっかりとしたコンセプトを持ってやり続けることは大切なんだということを感じました。
イベントやファーマーズマーケットから離れて歩いていても、この地域一帯のカフェやレストランは食や環境についての取り組みにこだわりを持ったお店が多く、それも年々増えているようです。それは、こいった活動から街ができているのだということを実際に知ることができた良い機会でした。
コミュニケーション
短い時間でしたが、ふたつのイベントをしっかりと周り、たくさんの方とお話をさせていただきました。
お話しさせていただいたみなさん、ひとりひとりがしっかりとした考えを持っており、その考えを訪れる方に熱く伝えている姿が印象的でした。
熱く伝えると、その考えが相手に受け入れられることもあれば、反対されたり聞き流されたりすることもあるかと思います。それでも伝えたい考えを持ち続け、伝え続けることで、共感が生まれ活動が広がっていくのだと思います。
慌ただしく、衝動的にいった東京でしたが、とてもいい刺激を受けることができました。
夜に立ち寄った美味しい日本酒をたくさん飲ませてくれる居酒屋では、常連さんも新規のお客さんも、日本酒をきっかけに楽しい会話が繰り広げられ、人と人、場所、こと、さまざまなものがつながって世界が広がっていく光景を目にしました。
その居酒屋の看板にはこう書いてありました。
「日本酒は青春から始まる」
Yoshi
Sproutのオーナー
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