10月8日、山と道HLC北海道プログラムのLocal Study Hikingを開催しました。

Local Study Hikingはマウンテンガイド・コヨーテの古市竜太さんを講師に迎え、ニセコの歴史や自然について学びながら歩き、さまざまな知識を学ぶことでハイキングをより深めようという企画。毎年恒例になり、このシリーズではもう4年目になります。

今回のルートは白樺山から神仙沼まで、途中シャクナゲ岳を経由して歩くルート。
雨続きだった天候がウソのように雲ひとつない秋晴れの中のハイキングでした。

紅葉は少し遅く、まだはじまったばかり。
今年は夏がとても暑く、また暴風雨もあったため、紅葉する前に枯れて葉が落ちてしまった木々もたくさんありました。

草花のお話から、ニセコの山の地形のこと、産業や人々の暮らしについて。
過去から現在、未来まで。

古市さんのツアーでは、自然と人、全てのことは繋がっているのだということを山を歩いて感じることができます。

昨日までの大雨の影響で通過する沼が冠水していて道がなくなり、途中藪漕ぎをしたりで時間が大きくオーバーしました。
ゴール手前の神仙沼湿原に着くと日が傾き、辺り一面が黄金色に輝いていました。

古市さんにガイドをお願いするのはSPROUTが開業してから毎年のこと。
カタチは変われど夏山も冬山もお願いしてもう15年近く続いてます。
以来、古市さんとのコラボ企画ではたくさんの人に出会い、たくさんのストーリーが生まれてます。

景色のいいところに行くと時間が止まったように感じ、これまでのことをしみじみ思い出します。
ひとつひとつの出来事が今のSPROUTにとってかけがえのない力になってます。