SPROUT15周年記念イベント

2024年12月15日にSPROUTは15周年を迎えました。
いつも支えてくださる皆さまに、モノだけではなく「心に残る特別なコト」も一緒にお届けしたい。
そんな想いで、SPROUTのコーヒーで染めたバッグの販売とユニークなデザインの木版を作るMake a Markさんによる木版スタンプのワークショップを2月22日-23日に開催しました。
また、夜はコーヒー染めをしてくださった野口染舗 野口繁太郎さんをゲストにお迎えし、Speaker Campも開催しました。

循環が始まる

生産地の農園で育てられたコーヒーはさまざまな処理を経て、たくさんの人の手を通って日本に運ばれ、焙煎され、私たちの元へ届きます。
コーヒーは飲んだらなくなってしまうもの。
しかし、「飲んだ後の物語を繋いでいこう。消えてしまうものに命を吹き込もう。」ということから、本来廃棄となってしまうコーヒーの粉を染料として使用しました。
たくさんの人の想いをつないだコーヒー染めは、物語を循環させる「さんかくらいふ」の初めての企画でもあります。


熱い想いに笑顔が加わる

コーヒー染のバッグに木版スタンプが加わり、世界にひとつ、自分だけのバッグが完成します。
同じデザインでもスタンプの押し方、位置や色によって全く異なるものになる木版スタンプは、押してみないと出来がわからないので、押し終わった時の瞬間はとても盛り上がり、会場が笑顔でいっぱいになりました。
熱い想いのコーヒー染バッグに木版スタンプ押しでの笑顔が加わり、イベントの時間はとても素晴らしい時間になりました。

コスタリカ・グアテマラへ

お客様はもちろんのこと、私たちスタッフにとってもこの時間は「心に残る特別なコト」だという感動を肌で感じました。
自分たちが感動したことを自分たちで終わらせず、この感動した時間を過ごしたという物語をコーヒーの生産者さんに伝えることが「さんかくらいふ」の使命であり、循環を生み出す大切なことだと思ってます。
イベントの翌々日からコスタリカ・グアテマラのコーヒー生産者さんたちに会う旅をしてきます。
このバッグを手に取ったコーヒー生産者さんたちがどんな反応をするのか、喜んでくれるのか、「さんかくらいふ」の想いは伝わるのか、期待と不安を胸に旅立ちたいと思います。