Home Stay Artist
Camp&Goでは、「ホームステイ・アーティスト」として毎年一人のアーティストに、ニセコに滞在しCamp&Goのファミリーの一員のように日々を過ごしてもらいながら、制作と展覧会を行ってもらうプロジェクトを行っています。これまでにも日本各地から迎えたアーティストに「ニセコ」を経験してもらうと同時に、私たちにも大きな影響を残してくれました。滞在期間が終了した後も、お互いの関係性が様々なかたちで継続していることが、「ホームステイ・アーティスト」プログラムの最も嬉しいことの一つです。

Camp&Goの目印
2025年は、札幌在住のアーティスト、相川みつぐさんを迎えました。
Camp&Go1階の量り売りの店「Pyram Organics&Plants」の正面ガラスのペインティグも相川さんによるものだと言えばご覧になった方も多いでしょう。
相川さんは、物語の一部を切り取ったかのような場面で構成される代表的なシリーズをはじめ、イベント会場などでのユーモアあふれる似顔絵描きのプロジェクトや、自身の絵から展開した様々なプロダクト、芸術祭や店舗空間などでのウォールペインティングなど、その表現のステージは多岐に渡ります。
相川さんは、ニセコでの滞在の後に4月5日(土)〜4月20日(日)の日程で展覧会も開催

過ごした時間がCamp&Goに反映される
毎回アーティストを迎えて思うことは、過ごした時間が私たちにとって、とても大きな時間だということです。
その時は楽しく過ぎる時間も、時間が経つにつれてアーティストとの会話などが深く心に残ります。
普段何気なく過ぎていく何気ない日常も、アーティストな方と時間を過ごすことで視点を変えることができ、日常の気がつかなかったことに気づいたり、ネガティブなこともポジティブに変えられたりします。
相川さん、貴重な時間をありがとうございました。

【アーティストメッセージ】 Camp&Goでの展示は、今回で2度目となります。今回は、アーティストレジデンスとして滞在制作を行い、その成果を展示させていただきます。 普段の生活から離れ、作品と向き合うためだけに時間を使う。この贅沢な時間の中で、新たな発見やインスピレーションを得られることを楽しみにしています。 また、この土地だからこそ感じる感覚を大切にしたいと考えています。 滞在制作の様子や作品の制作過程なども、SNSを通じて発信していく予定です。ぜひ、フォローしていただき、制作の過程を一緒に体験してください。
【アーティストプロフィール】 1976 年生まれ、 札幌市在住。北海道造形デザイン専門学校卒業。2008 年より活動をスタート。 線の持つプリミティブな力を引き出し、自在なタッチでハードなものから繊細なものまで描き分ける。その作品は過去から未来にまで繋がる普遍的イメージを生み出す。 人間と自然との関係を捉え、寓話的に表現することも得意としている。白老町/ 飛生で毎年開催されている飛生芸術祭のヴィジュアルを担当。個展、シルキォプロジェクト、geso portraito、ストペロピンクス、野外音楽フェス等でのライブペイントなどのアーティスト活動の他、店舗や商業施設等の壁画制作、オーダー作品の制作など幅広く活躍している。


Yoshi
Sproutのオーナー
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