BOOK CAMP
「BOOK CAMP」は、毎回ひとつのテーマに沿って選書された本が並ぶブックマーケットで、訪れた方が本と出会い、新しい価値観や視点に触れることを目的にしています。
過去のテーマはvol.1は「まち、暮らし」、vol.2は「山、木、自然、まちをつくる」そして、今回のvol.3テーマは「アウトドアとライフ」です。
Camp&Goのコンセプトにも通じる”自然の中での暮らし”や、”日常とアウトドアのつながり”を感じられる本をご紹介します。

本の販売とトークイベント
今回の出店は洞爺湖町のBACKWOOD。ポップアップショップでいつも来てくださり、地域の人が本に触れる機会をつくってくださっています。

ニセコのUPASプロダクションによる「Stuben Magazine」。地元で制作され、スキーの文化を深掘りし、世界中のスキー文化を伝える書籍です。

また、Stuben Magazineからは書籍にも寄稿しているニセコグローブ製作所の鎌田さんに野生動物と人の暮らしとの関係や自身の活動でもある鹿の革を使用した手袋の製作についてのトークイベントを開催していただきました。

LOGBOOKも初出店
私たちCamp&Goから発行しているLOGBOOKも出店として参加させていただきました。
少しずつバージョンアップしているLOGBOOKは次号の第10号から本格的に販売していきたいという思いがあります。また、積み重ねていることを繋げていくためにも、いつかはCamp&Go PublishingとしてLOGBOOKのコンテンツを凝縮したような書籍の発行をしたいとも夢見ています。
まずは本の世界を実際に見たり聞いたり学んで、場数を踏んでみようとLOGBOOKとしてもさまざまなイベントに出店します。その練習としての今回の出店です。見せ方伝え方、課題が多く生まれてとても有意義な時間でした。

BOOK CAMPをやる意味
倶知安やニセコなどの羊蹄山麓やその周辺には地域に関連する本や地域の方が出版された本がたくさんあります。そして、本から人と人がつながりモノづくりやお店、また、さまざまなカルチャーの世界で活躍している人がたくさんいる地域です。ですが本屋さんがなくなってしまい、なかなか実際に本に触れ合う機会がありません。
インターネットでの情報もたくさんありますが、やはり実際に手に触れて偶然に出会う本の魅力は変え難いものがあります。

実際に人から直接伝えられて世界を知るということは大人にとっても子供にとっても視野を広げ、夢や希望を与え、それが地域から始まる平和にもつながります。
さまざまな分野で好きなことを思いっきりやっている人たちがいる。
そういう人たちに触れるだけで力をもらいます。


Yoshi
Sproutのオーナー
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