2026年1月24日、「Trails in Motion13」の上映会を開催しました。
10年前の上映会
初めてTrails in MotionをSPROUTで上映したのは、ちょうど10年前の2016年のことでした。
当時はトレイルランニングが北海道でも盛り上がってきた頃でした。100kmや100mileといった長距離のレースが話題になってきたのもちょうどこの頃から。
補給はどうしているのか、ペースは?ギアは?
試しに長時間や夜間に走ってみたりして、みんなが未知のことを探りながらチャレンジしているおもしろい時でした。

上映会はSPROUTが自主企画で地域の協力を得て開催した初めてのイベントでした。
このイベントがきっかけで遊びのコミュニティをつくる楽しさを知り、また、みんなの得意なことを持ち寄ってひとつのイベントつくることを経験しました。
この時の楽しかった記憶がCamp&Goをつくる際の考えのひとつにあるように思います。
ニセコ周辺だけでなく、函館や札幌、旭川など北海道中からたくさんの方がいらしてくれて、それぞれの地域のコミュニティがつながって広がっていくのを感じました。

10年ぶりの上映会
10年ぶりに開催された上映会は同窓会のようで、その時に知り合った方がたくさん来てくれ、それぞれ個別では会うことはあっても、みんなが揃ったことは何年ぶりかでした。
ランニングを続けている人も、続けていない人も、違う形で走り続けている人も、みんなそれぞれライフステージが変わっていても、ランニングという共通点で話は尽きることがありませんでした。

おもしろかったのは新しいコミュニティが生まれていることでした。
ランニングを始めたばかりの人や、これからレースにチャレンジしてみたいという人、10年前にあった光景が時を経て、新しい光景となって巡っていることが懐かしくもあり。嬉しくもある光景でした。
きっとここに集まった人たちがまた新しいコミュニティをつくり、山で楽しく遊び、こうして繰り返していくのだろうと想いを馳せる時間でした。

走ることと生きること
実際の上映は全部で6作品。
もちろんすべて「ランニング」をテーマにした作品ですが、どの作品もランニングもする人もしない人も観て感動する内容でした。それはそれぞれにランニングを通して生き方を伝えているからだと思います。
なぜ走るのか、誰と走るのか、どこに向かって走るのか、それぞれストーリーは違いますが、「走る」ということで「生きること」「想い」が伝わります。

映画に登場している人たちが特別なのではなく、映画を観ていた人たちも主人公なのだということを教えてくれました。
走ることだけではなく、スポーツだけではなく、趣味でも仕事でも、熱中できるものがあることの素晴らしさが映画を通して伝わります。

スペシャルゲスト
ニセコではスペシャルゲストにスコット・ジュレクと奥さまのジェニーが会場に来てくれました。
スコット・ジュレクはウルトラトレイルの世界では知らない人はいない。
ヴィーガンのアスリートとしての第一人者として知られ、アメリカでもっとも伝統ある100mileレースの最高峰ウエスタンステイツを7連覇したことは、いまだに破られていない。その他にも過酷なレートして知られているHARDROCK100や気温が50℃にもなるデスバレーを走るBADWATER ULTRAで大会記録を出したり、ギリシアのスパルタスロン(230km)優勝、24時間走のアメリカ記録樹立、現代のランニングブームの火付となった名著「BORN TO RURN」の主要登場人物でもあり、あげたら切りがないほどのリビング・レジェンド。

予期せぬゲストに会場は驚きを通り越して現実を受け入れられないくらいの雰囲気になっていました。
スコットといえば、レースでいつもトップでゴールしてくるのに、最終ランナーがゴールするまでいつも会場にいるというエピソードが有名。
ニセコの会場でもひとりひとりと話してメッセージをくれ、最後のゲストが帰るまで会場に残ってくれていました。

当日会場で販売していたスコットの著書「NORTH」では1冊ずつにスコットのメッセージが書いてあります。
「Find a way TRHU-」それは本の中でも出てくる通り、「自分の道を見つける」ということ。
「Trails in Motion」というタイトルの映画にスコットが来てくれたことは、決して偶然ではない。参加してくれた人に向けた何かのメッセージなのだと思いました。

開催にあたって、上映の提案してくれたマリさん、
運営のことをすべて整えてくれた木星社のキヨさん、
本当にありがとうございました。
コロラドから来てくれたスコット、ジェニー、レイヴン、エバーグリーン、夢のような時間をありがとう。
そして、スタッフのみんなと参加者のみなさんにあらためて感謝です。

Yoshi
Sproutのオーナー
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