おかげさまで12周年。
長いのかどうなのかもわからず、ただただ一日一日を必死になって頑張っていただけな気がします。
だから、これまでも計画があったわけではないし、これからの展望もあるわけでもありません。

ひとつ言えることは、これまで本当に人に恵まれているということです。
スタッフ、コーヒーにフィールドにいつも気にかけてくれている先輩方、さまざまな場面で協力してくれる人、そしてお客様。

振り返ってみるとSPROUTはいつも「何かしていた」のではなく、「何かをさせてもらっていた」のです。
誰かのために、誰かに喜んでもらうためにと思ってやってきたことも、よく考えると、その行為にはたくさんの関わっている人たちがいて、自分たちはその人たちの想いを引き継がせてもらっていました。

コーヒーでいえば生産者さん、収穫した豆を処理する人、管理する人、運搬する人、そして日本に届いてからも、保管してくれている倉庫の人、各店に振り分けてくれる人、お店に届けてくれる業者さん、焙煎機やエスプレッソマシン、グラインダーといった機械をメンテナンスしてくれる人、抽出するスタッフ、そしてその全部の人たちをつなげてくれる人。一杯のコーヒーにもこれだけの人が関わっています。

お店でコーヒーを提供させていただくということは、その人たちの想いを届け、伝えること。

お店に置いてある商品も同様に、ひとつひとつにたくさんの人が関わっていて、それぞれの想いが詰まっています。

12年間SPROUTをやらせてもらっているのも、関わってくれている人たちの想いがあって、その想いを届けさせていただいていたから。
だからこれからも変わらずに、一日一日を大切に。一人一人を大切に。一杯一杯を大切に。

12年間ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします。