6月28日-29日に数ヶ月ごとに集まって開催するコーヒーの焙煎についての勉強会が福島県の喜多方市にある「nichi nichi coffee」さんで行われました。
お店見学
まずはお店見学。
焙煎人同士がお店を見学し合うことで学ことはとても多いです。
焙煎作業の工夫や、自社と異なった機械の特徴、お店のレイアウトなど、写真で見たり聞いたりするのと実際に見るのとでは大きく違います。
実際のサイズ感や空気感はやはり実際に見ないとわからないものです。
カッピングセッション
会場を移動し、カッピングセッションに入ります。
それぞれが持ち寄ったコーヒー豆をみんなでカッピングし、意見を出し合います。
意見を出し合うには、そこにいるみんなの向いている方向が同じでなければいけません。
どういったコーヒーを提供したいのか、どういった味を出したいのか、そういったベースが大切で、その上で改善点など意見を出し合います。
勉強会で集まるみんなが共通していることは「飲む人が一番美味しいと思うコーヒーづくり」ということです。
そういったコーヒーづくりを真剣にみんなで話し合う時間はすごくポジティブで、どうしたら喜んでもらえるか、どういうときにワクワクするか、何を感じたら楽しい気持ちになるか、コーヒーのことを考えているのに、コーヒーを飛び越えて暮らしのことにもつながっていきます。
風土を学ぶ食事会
カッピングの後は食事会です。
福島県の喜多方で開催されたため、食事会は会津の郷土料理をいただきました。
日本酒で有名な土地だけあって、さまざまな種類の日本酒も堪能することができました。
風景や食事、独特の文化にも触れることができ、とても充実した内容の勉強会でした。
勉強会は都市部の施設の整った会場でやることももちろん良いのですが、こうして参加者のお店のある場所に行き、そのお店やお店のある地域のことを実際に見て感じることで、勉強会の内容も深まります。
小学生の頃の合宿のような気持ちになり、記憶にも残ります。
楽しさを追求しているコーヒー
SPROUTのコーヒーはこうした仲間たちと支えてくれる大先輩たちで、より喜んでもらえるように、よりワクワクしてもらえるように、楽しく楽しく切磋琢磨しているコーヒーであること。
美味しさと楽しさを追求しているコーヒーなんだということをあらためて感じました。
合宿のコーヒーの話は明け方まで続き、それでも時間が足りないほど。
コーヒーが好きで好きでしょうがないみんなとの時間はとても楽しい時間でした。
合宿で得たことを実際のお店でもしっかりと活かしていきたいと思います。
Yoshi
Sproutのオーナー
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