6月21日-22日、山と道のULハイキングワークショップが札幌の近郊の山で開催されました。

札幌近郊の山

今回歩いたルートは札幌の街を囲むようにある山々をつなぐルートでした。
1日目は真駒内駅に集合し、参加者のみなさんの自己紹介やそれぞれのパッキングのポイントを話し、荷物の重さを測りました。

その後歩いて藻岩山を目指します。
普段は車で通り過ぎてしまうような景色も歩くとたくさんの発見があることに気づきます。
途中でバックパックのフィッティング、歩き方、行動食、行動着のレイヤリングのレクチャーをしながら進んでいきます。
程よい登り下りやトレイルが続き、後半は雨も降り出し、ワークショップを実践するには好条件でした。

標高の低い野営地

藻岩山を縦走し札幌野営場に到着すると、テントやシェルターを設営し、比較とディスカッションを行います。
フロアがあるものとないもの、自立式のものとそうでないもの、さまざまなテントやシェルターが張られ、それぞれの良さや欠点などを、みんなで話します。
どのタイプを選ぶかは、その人の好みです。
快適な睡眠、荷物の軽量、暖かさ、どれを優先するかで持っていく荷物も変わってきます。

夜中は激しい雨と風だったので、それぞれのスペックが試されたと思います。
浸水して荷物がすべて濡れてしまった人、大量の虫が集ってきた人、地面に跳ね返った雨で泥で汚れてしまった人。
高山のテントはくでは命の危険があるので試せないようなことも、標高の低い里山だからこそ試して検証することができました。

楽しい食事時

山で行動するときの食べ物は楽しみのひとつでもあります。
参加者の皆さんがどんな食事を持ってくるのかも気になるところです。
簡単な調理にひと工夫を加えたり、少ない量でカロリーを摂取できるものを選んだり、また、コーヒーやアルコールなどの嗜好品も欠かせない楽しみです。

やはりご飯を食べると疲れも和らぎ、元気が湧くので会話も弾みます。
これまでに歩いてきた山の話や、これから歩いてみたい場所の話。
経験者から話を聞いたり、コミュニティならではの良さを感じられます。

ワークショップもコミュニティも再確認

山と道HLC北海道は新アンバサダーの沼田さんを迎え、参加者のみなさんも新しく入門講座から参加された方が多く、新しい代がはじまりました。
これまでのHLC北海道に加え、新しい要素が取り入れられ、とても充実した内容となっていました。これまで試行錯誤しながらやっていたことも、しっかり整理されよりよく変化していく。
コミュニティが育つには変化が必要なんだということを強く感じました。

充実した2日間でハイキングのノウハウを再確認できただけでなく、コミュニティを育む上で大切なことも再確認できました。

沼田さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。


Yoshi
Yoshi

Sproutのオーナー

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